大規模修繕工事はかつては10年に1度必要だと言われ、最近では12年に1度が国交省により推奨されていますが、マンションにより様々だというのが正直なところです。15年以上経っても修繕の必要がほとんどないケースもあれば、10年足らず修繕が必要な場合もあります。大事なことは、建物の状態を定期的にチェックし、把握しておくことなのです。
そして、劣化が見られる場合は、修繕計画を立てて実行していく必要がありますが、できるだけコストを抑えながら必要な箇所ごとに修繕を進めていくことをオススメします。
工事会社によっては、一度に全部の修繕を行うことを勧めるところもあります。確かになんども足場を組むようなことはすべきではないですが、不必要なところまで修繕する必要もありません。
大事な予算を無駄に使わないように、適切な修繕計画を立てていきましょう。